しまなみのレモンは、
瀬戸内ならではの穏やかな気候によって
品質の良いレモンが育ちます。

傾斜地で日当たりがよいこと、夏の降水量や年間の降水日数が少ないという瀬戸内特有の温暖な気候が、寒さや風に弱いレモンの栽培に適しています。 現在では町内の農家の多くがレモンを栽培しているため、秋から冬にかけて島を訪れると至るところで鮮やかな黄色いレモンを目にすることが出来ます。

「レモンは育つ環境が一番大事、だから、しまなみ」

安心と安全に向き合い、日々真剣にレモンを育てる農家。
しまなみに浮かぶレモンの島は、生まれた島を愛し、レモンを愛する島の人たちによって支えられています。

神の島レモンロゴ写真

旬の時期

9月~11月 グリーンレモン
12月~4月 イエローレモン
<良いレモンを選ぶポイント>
色づきがよく、形が綺麗で外皮にハリとツヤのあるもの、外皮にシワがよったり、変色していないもの。

しまなみ海道に浮かぶ

”神の島” 大三島おおみしま

大山祇おおやまずみ神社と島の歴史

“神の島”とされる大三島に鎮座する由緒ある神社

 大山祇神社はしまなみ海道の代表的な島である大三島に鎮座する由緒正しい神社です。もともと大三島は「御島みしま」と呼ばれており、“神の島”とされていました。そんな“神の島”に鎮座する大山祇神社は、天照大神の兄神にあたる 大山積神おおやまづみのかみを御祭神としている神社で、594年には現在の形がほぼ出来上がっていたと言われています。ただ、大山祇神社が大三島に鎮座した由来については諸説あるので、詳細はまだ定かではありません。

大山祗神社の写真

数多くの重要文化財を収容

 大山祇神社は山の神・海の神・戦いの神が祀られていることから、古くから歴代朝廷や内閣総理大臣、武将たちが参拝に訪れていたことでも知られています。例えば近代においては日本の初代内閣総理大臣である伊藤博文や旧帝国海軍連合艦隊司令長官である山本五十六をはじめ、政治や軍事に携わる人物の多くが大山祇神社へと参拝に訪れていたことがわかっています。
 また、はるか昔、源氏や平氏をはじめ、名だたる武将たちも大山祇神社に武具を奉納し武運を祈ったため、現在国宝や重要文化財の指定を受けている日本の甲冑のおよそ4割が大山祇神社に集まっているそうです。例えば源頼朝や義経が奉納したとされる甲冑や太刀、護良親王が奉納した国宝「牡丹唐草文兵庫鎖太刀拵」、平重盛が奉納したとされる重 要文化財「螺鈿飾太刀」などは宝物館の紫陽殿に収められているので、ぜひ一度見てみてください。どれも貴重で美しい武具ばかりです。ちなみに大山祇神社の神門から拝殿を進んだ所にある南北の回廊には、伊藤博文や山本五十六をは じめ、大山祇神社に参拝に訪れたことがある人物の写真が飾られているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

神の島レモン

瀬戸内海に浮かぶ愛媛県今治市の大三島は、柑橘生産量日本一を誇る愛媛県の中でも、有数の柑橘の産地だ。
そして今、レモンの生産量は国内で広島につぐ。増え続ける耕作放棄地を食い止め「食」と「農」をつなげる。
農とともに生きてきた人たちと共に
「食」「農」「幸せ」
をつなげる新たな挑戦です。

耕作放棄地を活用した、
大三島“神の島レモン”

瀬戸内海の中央、しまなみ海道に位置する愛媛県今治市の大三島は、人口約6000人の島だ。 「日本総鎮守」と称される『大山祇神社』があることから、古くから「御島」と呼ばれ、漁業を忌みし、農耕で 生きてきた「神の島」、聖なる島でもある。

柑橘栽培が盛んで、最盛期の昭和50年頃は、島の耕地面積の8割以上を果樹園が占めた。ところが、 価格の下落や高齢化に伴い、近年は耕作放棄地が目立つように。そこで、島の地域活性を目的に荒れ た畑でレモンを育て、神の島でレモンをつくる取り組みをはじめています。

「島に訪れたとき、ここなら最高のレモンの産地が作れると確信しました。」

『愛媛産には、 がある。』

楽農研究所の取り組み

私たち楽農研究所では瀬戸内の美しい島々や景観を守るため 企業理念に基づき生産農家の支援を行っております。

私たちしまなみ楽農研究所は2020年設立のまだまだ若い会社です。
設立から一貫した私達の想いは、「食」を通じて持続可能な農業の実現、生産者の社会的地位向上を実現したいという事です。

農業は人々の「幸せ」の源泉となる産業です。
日本の食卓がもっと豊かになるように、どうすれば農業が活性化するだろうか。

日本は、高品質の農産物とおいしい食があふれる素晴らしい国です。
産業は人々を幸せにするためにあるべきものです。
私たちは生産者がしっかり評価されるように、日本の食卓が豊かになるように、瀬戸内しまなみ、大三島の生産者と一緒に立ち上がりました。

「食」と「農」をつなぐこと、それが「幸せ」につながること。
食の未来をどのように考えるか、わたしたちは思わず人に話したくなるような面白いストーリーと共に食農産業と持続可能な農業の未来を目指しています。

「しまなみレモン作ろう会」を発足し部会による防除暦・栽培暦をもとに栽培し個体差のない品質のよいレモンの栽培を目指します。
定期的な部会により栽培の情報共有や県の地域農業育成室しまなみ農業指導班の指導のもと翌年2月には「愛媛産には、愛がある」による農薬5割減のエコレモンの認証を申請し栽培も目標としております。

エコ愛媛農産物認証条件

取り組むべき課題

  • これまで島の生産農家の方たちによって栽培暦・防除暦の相違による個体差の管理と品質向上
  • 「エコレモン」の認証申請と防除暦に従った品質管理
  • しまなみ特有の温暖な気候を活かしたしまなみのレモンのブランディング
  • 部会による生産農家の理解と協力を得て本当によい安心安全な国産レモンの栽培
  • 選別基準を明確にし徹底した安定出荷の基準を設ける

愛媛県のレモン栽培

レモンの出荷は、9月のハウス(抑制栽培)レモンから始まり、10月、11月は緑色の鮮やかなグリーンレモンとして、年末頃から5月はおなじみのイエローレモンを出荷しています。 また、抑制栽培により6月まで出荷を行います。

出荷時期の図
日本全国のレモン生産量

しまなみレモンとして、今治(陸地も含め)804.2トンと上島158.2トンが生産されています。 その他、中島や南予地方で約1000トンの栽培が行われています。

イエローレモン
グリーンレモン
レモンの花

生産から販売まで多角的に農家を支援する取組み

安心安全な国産レモンを栽培するため、生産農家の皆さんと
楽農研究所では若い苗木にも徹底したレモン畑の管理を行っています。
講習選別講習会の様子
レモンの栽培に適した日照量の多い園地調査
生産農家の皆さんで各園地の確認や情報共有
レモン農家の藤原さん、熱心にレモンの栽培を技術指導員とご自身の栽培経験の意見を交換

『楽農研究所』『しまなみレモン作ろう会』では生産農家ごとに園地調査 をおこない、日々、足を運び市場のニーズを伝え、作物の生産を支援する活動を行なっています。

地元愛媛のレモンブランド推進など、「農」の未来を支える活動も積極的に行なっています。 時には生産農家にとって厳しい指摘が部会でもありますが、これは『安心安全な国産レモン』の生産を目指すとともにを消費者により良いレモンをお届けしたいという気持ちからです。

『愛媛産には、愛がある。』

翌年2月には「エコレモン」認証申請に基づいてレモンの防除暦、栽培暦をもとに安心安全なレモン栽培に日々取り組んでいます。

果実の小瓶 商品画像

「果実の小瓶」

農家さんの旬の果実と想いを原料として、
色・香り・風味を生かした新鮮な果物を木からとってすぐ食べるような贅沢。
そのこだわりの1つが果実の形が残っているということ。やはりとれたてがいい。
甘々しくて瑞々しくて、艶があって香りがある。
生きた果実を一瓶にギュッと閉じ込めてお届けします。
無添加でとれたての果実をそのまま食べられる「果実の小瓶」。
すべて手作りで心をこめて制作し、果実の食感と季節の香りを瓶に詰めました。
自然の恵みをひとさじに込めて季節の風味を愛媛からお届けします

しまなみレモン産コンフィチュール

しまなみレモン産コンフィチュール
新商品

自然の恵みをひとさじに込めて。

これまでごくわずかな原材料の確保しか見込めずに、市場へ提供する前に即日ご完売を頂いておりましたS玉1級品の「瀬戸内しまなみレモン」。
地元の生産農家様のご協力もあり、皆様にご提供できる原材料の確保が出来ました。
SOIL TABLE SAN SAN レモンのコンフィチュールの製造開発に適した規格サイズの製造・生産に受注のご対応が実現致しました。
ぜひ、ご覧になっていただけると瀬戸内しまなみの太陽やサイクリストの自転車のイメージをご想像していただけるかと思います。

第2回しまなみマルシェ in 大島
出店商品「しまなみめちゃレモネード」

楽農研究所では青果の出口、販路だけではなく手に取っていただける対面販売でもしまなみレモンの魅力を伝える取り組みを行っています。
素晴らしいレモンを作っていただける農家さん、その魅力を笑顔で販売してくれるスタッフ、安心安全なレモンを喜んで手に取っていただける人たちを繋ぐこと、それが私たち「楽農研究所」の企業理念です。

第2回岡山理科大学夢こい祭り

岡山理科大学ゆめいこい祭の学祭では
バリィさんもレモネードに誘われて...
来てくれました。

【旅するチーズケーキ】 from しまなみ楽農研究所

しまなみの温暖な気候が生んだ神の島レモンを軽くコンポート状にし、上質でまろやかな味わいが特徴的な海塩を軽くあしらい、さわやかな風味を極限に活かしたチーズケーキとなりました。レモンの酸味とチーズの旨み、さっぱりとした塩味がついつい後を引く、飽きの来ない味わいです。

お問い合わせ しまなみ楽農研究所